王丸屋

明治時代は旅館として、大正時代からは燃料屋が営まれていました。現在は、旅人もまちの人も気軽に立ち寄ってお茶が飲め、おしゃべりしたり、イベントに参加したりもできる、まちのコミュニティカフェ、「みんなの縁側 王丸屋」に生まれかわりました。
豊村酒造

明治時代から続く造り酒屋。中庭に立つ煙突は津屋崎千軒のどこからも見え、まちのシンボルとなっています。今回のステージは、店舗がある母屋。入口の鏝絵や天井の塩木の梁もぜひご覧ください。
藍の家

明治34年からある元紺屋です。塩木の梁や三和土の土間など当時の町家形式を現代まで残しています。
また、藍の家の管理をしている「藍の家保存会」のお母さんたちもここの魅力の1つです。
津屋崎に来られた方を温かく出迎えてくれます。
そして、お母さんたちとおしゃべりをすると様々なことを教えてくれます。
明治時代に建てられ、120年を経た元紺屋(こうや)で、藍染を主とする染物屋でした。現在の「藍の家」という名称も、この家が紺屋であったことに由来しています。「藍の家保存会」メンバーによる藍染め体験も行われています。 塩木の大きな梁や三和土(たたき)、坪庭の井戸屋形など、当時の町屋形式がよく残され、国の有形文化財に登録されています。民俗館、観光案内所、ギャラリーなど様々な顔を持つ、まちづくりの拠点です。
旧糀屋

江戸・明治時代にこうじ屋が営まれていた商家。2021年春より「古民家活用実験所」として様々な取り組みを行なっています。「まちの人たちとこのまちを訪れる人たちが、家族のように繋がれる場」をコンセプトに、朝ごはん会や喫茶「ケとハレ」、こつこつ甕の会(使い継ぐことを楽しむ会)など多彩に開催されています。また宿として楽しんでいただけます。