玉乃井百年散歩 – 音と言葉と時空を超えて
語り: 安部文範
津屋崎で生まれ、海のほとりに建つ旧玉乃井旅館に暮らし、その歴史を繋いでいる家主。現代美術・映画に造詣が深い文筆家。
音: 山口美佳
表現を導き、音言葉で場に寄り添うミュージックセラピスト。月の時計に身を委ねながら、夫と娘と津屋崎に暮らす。
ご来場のお客様へ
地には、物語があります。
まちには、そこに暮らし関わる人々と太古からの自然の営みを淡々と刻む時間があります。築百年を超える旧玉乃井旅館は、小さな修復を幾たびも重ねながら、今なお往き交う人々との新しい記憶を刻み続けています。
「旧いもの(過去)を目にすることで、人は無意識であれ将来(未来)を意識する」… 安部文範
当時、慶の宴を催し、祝杯を挙げ、一家団欒の小旅に往来したという旧玉乃井旅館の空間を実際に歩き、言葉を聞き、音を感じながら、過去と未来を繋ぐ今を体験してみませんか?。